心の整理①

ICHIGO

2009年04月15日 22:21

最近、気持ちが滅入るというか強く持てず、気持ちが沈んでばかりなのでブログで吐き出すのもどうかなぁと思いつつ、整理して心をきれいにする為にたまには自分の想いを綴ってみようと思います

ちょっと前から振り返ると、母がガンだと発覚したのは、もう二年前の九月のことでした。

母は胸にしこりがあるのを五年前から分かっていたそうですが、検査するのが恐いのと「今自分が入院する訳にはいかない」という思いから病院には行きませんでした。

次第に母の体はガンに侵されていきました。

何年か経つと足や背中を異常に痛がるようになり、しこりの存在を知らなかった私と父は、その年齢特有の痛みなのかという感覚ながらも病院に行くよう勧めていましたが、母は病院に行くのが恐く、マッサージなどに行き痛みをこらえようとしていました。

しかし、歩くのにも涙が滲むほどの痛みに耐えかね、やっと病院に行った母…。

その頃、私は友人とバレーのチームを作って毎週練習していたので、その日も仕事帰りに練習に行っていました。
朝、病院に行くことを聞いていたので、何も連絡なかったという事は大したことはなかったんだなぁと安心した気持ちで「どうだったぁ?病院」と聞いてみました。

ちょっと間を置き、母が普通な顔を作ろうと努力しながら
「乳がんて言われたから明日から大きい病院に入院することになったんよ。でも大丈夫やきね。」と言いました。

聞いた瞬間、涙が溢れている自分に気付きました。
自分が泣いちゃだめだと必死にこらえようとしても、中々止まりませんでした。
それは、今までの体中の痛み方を見ていただけに転移を聞かなくても分かったからだと思います。
それから、わが家の「ガンとの共同生活」は始まりました。

ずっと綴ると長くなりすぎるので、ちょっとずつ綴っていこうと思います

ブログでこんな家族のことを書くのもなぁとは思いましたが、書きながら気持ちを整理して、また気持ちを強く持ちたい!と思ったのでもし不快に思われる方いたらすいません

ただ、すごく近い友達にも、家族にさえ、中々自分の想いって全て話せる訳ではないので、ここで全部書いて自分の溜まったものを整理したいなと思っています。

こんな家族の中に清閑な顔つきぺり子さんは、いつも気持ちを和ませてくれています↓

ぜったい女子には見えませんね